はじめに
継続案件が終了した。応募しても通らない。気づけば今月の収入がゼロ——。
副業ライティングを続けていると、案件が途切れる時期は誰にでも訪れます。
クライアントの予算期、季節要因、単純な巡り合わせなど、
自分の実力とは関係ない理由で起こることも多いです。
問題は、この時期をどう過ごすかです。
焦って低単価案件に飛びつくと、その後も単価が上がらない状態が固定されます。
逆に何もしないと、復帰に時間がかかります。
この記事では、閑散期にやるべきことを優先順に解説します。
まず、焦って単価を下げない
一番やってはいけないのが、不安から相場より安い案件を受けることです。
- 一度下げた単価は、同じクライアントに対して上げにくい
- 低単価案件は本数が必要になり、実績を積む時間を奪う
- 「安く受ける人」という位置づけが定着する
収入がゼロの月があるのは苦しいですが、
1〜2ヶ月の空白より、単価の固定化のほうが長期的な損失は大きいです。
単価の考え方は
副業ライティングの文字単価を上げる5つの方法
にまとめています。
閑散期にやること(優先順)
① 既存クライアントに状況を確認する
新規開拓より先に、過去に取引のあったクライアントへの連絡が効率的です。
一度仕事をした相手は、あなたの品質を知っているため、
新規応募より格段に通りやすいです。
お世話になっております。
現在、稼働に余裕がございます。
今後ご依頼の予定がございましたら、ぜひお声がけください。
売り込みにならないよう、あくまで状況共有の形にします。
継続関係の作り方は
クライアントに信頼される対応術
を参照してください。
② ポートフォリオを更新する
閑散期は、実績の棚卸しに使える貴重な時間です。
案件に追われているときは、ポートフォリオの更新まで手が回りません。
- 直近の納品実績を追加する(公開可否は要確認)
- 得意ジャンルの記述を、実績に合わせて書き換える
- 古い情報・質の低いサンプルを削除する
作り方は
実績ゼロから初案件を取るポートフォリオの作り方
で扱っています。公開可否の判断は
著作権譲渡・秘密保持契約(NDA)の基本
を確認してください。
③ 応募の母数を増やす
閑散期は、単純に応募数が足りていないことも原因です。
1日1件の応募を、3件に増やすだけで結果が変わることがあります。
このとき、応募先を1つのプラットフォームに絞らないのが要点です。
クラウドソーシングの選び方
や
ランサーズの始め方完全ガイド
を参考に、まだ登録していないサービスがあれば、この時期に登録しておきます。
まだの場合はランサーズに無料登録するところから始めると、応募できる案件数が一気に増えます。スキルを直接出品するココナラや、競合が比較的少ないクラウディアを併用するのも、閑散期にこそ手を付けておきたい仕込みです。
④ 新しいジャンルの下地を作る
今後の分散にもつながる投資です。
Webライターが稼ぎやすいジャンル5選
を参考に、メインジャンル以外のサンプル記事を1本書いておくと、
次の応募で提示できる武器になります。
依存を下げる考え方は
一つのクライアントに依存しない案件分散の考え方
にまとめています。閑散期は、その分散を仕込む好機でもあります。
⑤ 自分のメディアを育てる
案件収入が止まっている時期は、ストック型の資産を作る時間に充てられます。
- 自分のブログを書く
- noteで発信する(noteで副業発信を始める方法)
即座に収入にはなりませんが、案件に依存しない収入源の種になります。
案件が忙しい時期には絶対にできない作業なので、この時期の使い道として有効です。
閑散期の「やらないほうがいいこと」
- 相場を大きく下回る案件を受ける(前述)
- 闇雲に高額な教材・スクールに申し込む(不安を解消するための出費になりがち)
- SNSで他人の収入報告を見て焦る(比較は判断を歪めます)
- 完全に何もしない(復帰に時間がかかる)
とくに3つ目は見落とされがちです。
収入が止まっている時期にSNSの成功報告を見ると、
焦りから判断を誤りやすくなります。
閑散期を前提に備える
根本的な対策は、閑散期が来る前提で準備しておくことです。
- 複数のクライアントを持つ(依存度を下げる)
- 生活費とは別に、副業収入の変動を吸収できる余裕を持つ
- 繁忙期に「営業の種」をまいておく(案件がある時期に応募も続ける)
繁忙期に営業を止めると、その案件が終わった直後に空白が生まれます。
忙しいときに次の案件を仕込むのが、閑散期を短くする最大のコツです。
まとめ
- 案件が途切れるのは自分の実力とは無関係な理由でも起こる
- 焦って単価を下げない。 1〜2ヶ月の空白より単価の固定化のほうが損失が大きい
- 優先順は ①既存クライアントへの状況共有 ②ポートフォリオ更新 ③応募数を増やす ④新ジャンルの下地 ⑤自分のメディアを育てる
- やらないほうがいいこと:相場割れの受注・不安からの高額出費・SNSでの比較・完全な無活動
- 根本策は、繁忙期に次の案件を仕込んでおくこと
閑散期は、案件に追われているときにできないことをやる時間です。
焦らず、次の繁忙期に効く準備に充てるのが、いちばん効率のよい過ごし方です。


コメント